フジ宮司愛海アナ「レイトン」で声優初挑戦 実は「ガンダム00」好き
フジテレビの宮司愛海アナが13日放送の同局系アニメ「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」(日曜、前8時30分)の第6話で声優として初出演する。収録中は空腹でお腹の音が鳴ってしまうハプニングも…。実はガンダムシリーズに登場するあるキャラクターのファンであることなど、デイリースポーツに挑戦を終えての心境を寄せた。
-探偵への依頼人役として今回は出演した。声優の難しさは。
「もちろん自分ができるとは思っていなかったですけど、それにしても同じ“声を使う仕事”で、こんなに難しいことがあるんだと思いましたね」
-具体的なシーンで難しかったのは。
「おじいちゃんが死んだ日のエピソードを語るっていうところなんですけど、つぶやくように悲しくやならなきゃいけない、ここが一番難しかったんですよ。10回以上はやりましたね。どうやっても悲しく喋ろうとすると滑舌が悪くなったり、明瞭に発音できなかったりして、何回やっても自分で一番ちょうど良い感じのところが分からなかったんですよね」
-収録時で面白いエピソードなどありましたら教えてください。
「収録が2時間、ちょっと休んでまた1時間、3時間もかかったんですよ。予定だと1時間半くらいだったんですけど、全然無理で。それでお腹が減っちゃって。お腹に力を入れるので、どうやってもお腹が鳴るんですよ。その音が、マイクに拾われていないかすごく冷や冷やしてました。お腹の減りを、ひたすら水を飲んでごまかしてましたね(笑)」
-制作スタッフは宮司アナの声優はバッチリだったと。
「それはきっとジョークですよ(笑)自分の中では実力が無くてごめんなさいっていう感じなんですけどね」
-好きなアニメはありますか。
「高校生の時に見ていた『機動戦士ガンダム00』とか大好きでしたね。その時は本当にアニメ全部見てるくらい見てて、特に好きだったのが『機動戦士ガンダム00』っていう感じなんですけど」
-どのような点が好きでしたか。
「緑色の格好をしているロックオン・ストラトスっていう、みんなをまとめる、お兄ちゃんキャラみたいな感じなんですよ。そういうのに弱くて“かっこいい!”“好き!”みたいな(笑)。あと、小学校に入ってすぐくらいから、高校を卒業するくらいまで、ずっと少年ジャンプを読んでいたんですよ。少年漫画みたいなのが大好きでっていうのもありますね」
-アナウンサー以外の仕事をすることを、どう思いますか。
「今回は初めての声優、去年は映画で『帝一の國』と『ミックス。』に出させていただきました。映画も今回の声優もそうなんですけど、自分以外の方がやっている仕事って全部難しいんだなって(笑)。やっぱりプロって本当に凄いんだなって思いましたね。普段、アニメも映画も見ますが、何気なく見ている演技の裏に、どれだけの努力と練習と経験が隠されているんだろうって、ホイホイ挑戦させてもらって、とても思いました」
-アナウンサーをやっていて今まで印象に残っていることを一つ上げるとしたら。
「最近で言うと平昌五輪なんですよね。人生で初めて、生で見たメダルがモーグルの原大智選手だったんですよ。あれはすごく感動したんですよね。こういう仕事に関われて、立ち会えて、それを自分が人に伝える立場にいるんだっていうのが改めて凄いことだなって思ったのが印象深いことですかね」
-今後アナウンサー以外の仕事にも挑戦していきたいですか。
「もちろんです。違うことに挑戦すると色んな相互作用があると言うか、普段やっていることと関係無いように見えることにチャレンジすることによって、普段やっていることに刺激が生まれて良い参考になって、普段の仕事でもより工夫ができるようになる、そういうのがあると思うので、チャレンジさせていただける機会があれば何でもやります」
-特にやってみたいことは。
「マラソンとかですかね。今まで、1人で準備して本番に挑んで結果を出すみたいなことを、受験とか以外で、やったことが、ほぼほぼないので」