TOKIO山口 ジャニーズ事務所を契約解除…本人が事務所に強い意志表明
ジャニーズ事務所は6日、報道各社にFAXを送り、TOKIOの山口達也(46)と契約解除することを明らかにした。山口が女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されたことが発覚したのが先月25日(後に起訴猶予)。それから2週間を待たずに事態は急転した。
ジャニーズ事務所からのFAXでは、2日にTOKIOの4人が会見して「山口本人からの辞意表明があった旨の説明がございましたが」とし、「6日本日、本人からも直接、弊社に対し、強い意志表明がございました」と山口自身が強く望んだことであるとした。
これを踏まえ、同日、ジャニー喜多川社長とリーダーの城島茂が話し合い、「この申し出を受理する判断に至りました」としている。
事務所は当初、山口に対し「無期限謹慎」としていたが、「曖昧な形ではなく本人の辞意を受け入れ山口が1人の人間として自分と向き合う形をとらせるべきだと決断しました」としている。
山口の籍は事務所には「残りません」としつつも、「具体的に支援することが弊社の責任」とし、何らかの形でサポートはするとみられる。
山口は先月26日に1人で会見した時、「もし、まだ僕の席があるなら…」とTOKIOのメンバーとして活動することを懇願していた。しかし、リーダーの城島茂が「ありえない」と否定的な見解を示したことを筆頭に、各メンバーも否定的な立場を見せていた。
また、先月30日にメンバー5人がそろって話し合った時は、山口がメンバーに「退職願」とした文書を出し、城島が預かっていることを明かしていた。