女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予になったＴＯＫＩＯ・山口達也（４６）がジャニーズ事務所を退所することが６日、分かった。所属事務所がＦＡＸで６日付での契約解除を発表した。４月３０日に退職願をメンバーに提出した山口はこの日、事務所に退所の意思を表示。態度を保留していたリーダーの城島茂（４７）とジャニー喜多川社長（８６）が協議して受理した。ＴＯＫＩＯは今後４人体制で活動を続けていく。

　　◇　　◇

　山口の突然の契約解除発表を受け、ファン以外にも大きな衝撃が走った。

　契約解除はネットニュースで知ったというさいたま市の女性（３９）は「正直言って、山口さんがそんなに大変なことをしたという印象もないんですけど…」としつつ、「筋を通してＴＯＫＩＯを脱退するというのは、正しいこと」と複雑な表情だった。

　一方、２０年来のＴＯＫＩＯファンだという東京都豊島区の女性（４２）は「他のメンバーに（会見で）あんな顔をさせてしまった山口さんは、やっぱり許せない部分がある。脱退も当然じゃないですか」と厳しい口調だった。

　また、山口自身のファンだという東京都新宿区の女性（５１）は「爽やかなイメージを持っていたんですけど、やっぱりお酒に飲まれてしまうというのはダメですよね…」としながらも、「やっぱりＴＯＫＩＯの山口さんが好きだし、もっと見たかった。いろんな感情はあるにせよ、私は残念です。もう一回、帰ってこれる日が来て欲しい」と切々と訴えた。