TOKIO4人で継続「茨の道」も…連名で「自分たちに変えられるものは明日」

 女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予になったTOKIO・山口達也(46)がジャニーズ事務所を退所することが6日、分かった。所属事務所がFAXで6日付での契約解除を発表した。4月30日に退職願をメンバーに提出した山口はこの日、事務所に退所の意思を表示。態度を保留していたリーダーの城島茂(47)とジャニー喜多川社長(86)が協議して受理した。TOKIOは今後4人体制で活動を続けていく。

 4人となるTOKIOの今後について、この日、ジャニーズ事務所は「4人のTOKIOが必要とされるのかという命題を背負い、茨の道を歩むことになる」と書き記した。

 4人は連名で、「自分たちに変えられるものがあるとすれば、それは明日であり、目の前にあることから。原点に戻り、前を向いていきたい」とコメントを発表した。すでにHPから山口の写真を外すなど“山口抜き”体制は始まっている。

 松岡は2日の会見で「皆さんに見てご判断いただいて『やっぱりTOKIOじゃないね』っていう声が出たら、その時考えたい」と解散も辞さない覚悟を示していた。

 今後は、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」、フジテレビ系「TOKIOカケル」、CM4社や東京五輪絡みの仕事は4人で継続するとみられる。

 来年25周年を迎えるグループは「白紙」にした音楽活動を再考する必要が出てきた。TOKIOの音楽プロデューサー・長瀬は「TOKIOの楽曲は彼の演奏する音がないと、まったく形にはならない」と山口のベースを必要としていた。仮に音楽活動を再開するなら、ベースのサポートメンバーを加え、山口の歌唱部分の再編成も協議を要する。ただし、仲間の絆も深く“山口の音”にこだわってきたメンバーが4人での音楽活動を受け入れられるか。山口の一件を連想させるような楽曲を歌うかも検討しなければならないなど、数多くの選択肢に答えを出さなければ、25周年企画は頓挫したままとなる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス