仮面女子・猪狩ともか、脊髄損傷で車椅子生活に 強風で看板直撃
地下アイドル・仮面女子の猪狩ともかが「脊髄損傷による両下肢麻痺」となり、今後は車椅子での生活となることが7日、分かった。猪狩がブログで明かした。猪狩は4月に強風で倒れた看板の下敷きとなり、入院中だった。
仮面女子の公式ツイッターには「強風で看板が倒れ下敷きになる事故にあった仮面女子の猪狩ともかですが『脊髄損傷による両下肢麻痺』となり、自分の力で脚を動かす事が困難で今後は車椅子での生活になります」と説明。「退院後は仮面女子として活動を続け、これを事務所も支えていきます。これからも猪狩ともかをよろしくお願いします」とつぶやかれた。
猪狩はブログも更新。「私は歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすら出来なくなってしまいました。治る可能性は極めて低く、今後、車椅子での生活を余儀なくされました」と完治は困難とし、「体調、怪我は徐々に良くなり、今は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます。退院は今から3カ月後の予定です」と車椅子生活に慣れるためのリハビリを行っているという。
突然の車椅子生活に「私自身、状況を把握、受け入れるのに相当な時間がかかりました」とつづり、「ファンの皆さんに何とお伝えしたらいいか分からなかったこと、そんなことを考えていると、なかなか文章にまとめることができず、ご報告が遅くなってしまいました。ごめんなさい」とファンへ謝罪した。
車椅子生活となったことで、今後の活動についても「絶望しました」と諦めかけたが、周囲の人や、ファンからの励ましで「車椅子の猪狩ともかとしての活動を自然と想像している自分がいました」とつづり「脚が動かなくなっても、車椅子に乗りながらやりたいことはたくさんあります」としっかりと前を向いた。
「仮面女子の曲を作詞したいです」「ラジオや講演、司会など、お話する仕事をしたいです」「生きている限り埼玉西武ライオンズの応援をし続けていきたい、野球のお仕事をしたい」「手記を本にしたいです」と夢をつづり「私は前を向いています。もう心配しないでね」と呼びかけていた。