EXILE小林直己、ハリウッド映画デビュー 巨匠監督が製作総指揮のサスペンス

 EXILEと三代目J Soul Brothersを兼任する小林直己(33)が、巨匠リドリー・スコット監督(80)が製作総指揮を執る映画「アースクエイク・バード」(公開時期未発表)に出演し、ハリウッド映画デビューすることが7日、分かった。

 海外作品への出演を目標に3年前から語学習得にも取り組み、オーディションで選抜された。小林は「人生で1度かもしれない。全力を出し切りたい」と完全燃焼を誓った。

 映画出演4作目で念願のハリウッド映画に抜てきされた。共演には、2016年にアカデミー賞助演女優賞を獲得したアリシア・ヴィキャンデル(29)や、エルヴィス・プレスリーを祖父に持つ女優ライリー・キーオ(28)ら豪華な俳優陣が揃う。

 すでにリハーサルは始まっており、小林は「世界中で素晴らしい作品を作りあげているクリエイターが一堂に会している現場で刺激をもらっています」と興奮気味に語った。

 作品は英作家スザンナ・ジョーンズの同名小説が原作で、日本を舞台にしたサスペンス。小林は、ヴィキャンデル演じる主人公・ルーシーと、キーオ演じるリリーの2人の女性の間をかき回すミステリアスな日本人カメラマン役で、真相を握る重要人物。大半のセリフが英語となる。

 ミステリアスで、鋭い雰囲気が制作陣の求めるイメージと合致し、起用された。小林は「等身大の姿で個性を大切にすることが、唯一この作品に貢献できることなのかなと思っています」と気合。

 共演するヴィキャンデルらについて、「これからの世代を引っ張る女優。人として尊敬できる彼女たちと共演できることがうれしく、役柄もあり、コミュニケーションをたくさんとっていこうと思います」と語った。

 映画は今月、東京と新潟・佐渡島で撮影を開始する。

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