「たま」パーカッションの石川浩司、今は欧州で大人気 自叙伝漫画発売も計画
90年代に活躍したバンド「たま」のパーカッション・石川浩司が8日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、現在はフランスで大人気となっている現状を明かした。石川は現在、「パスカルズ」というバンドに所属、1年のうち1カ月は海外に滞在し、欧州各地の音楽フェスティバルなどに参加しているという。
石川は「たま」の中でもランニングに丸刈り頭で印象深い人物。90年に「さよなら人類」が大ヒットし一躍注目を浴びた。だが当時は「一番辛かった。お金は入るが、人に常に見られているので精神的に疲弊してしまった」と厳しい日常を送っていたと振り返った。
03年に「たま」は解散。石川は現在、14人編成のバンド「パスカルズ」に所属し、毎年欧州各地の音楽フェスティバルに呼ばれるほど大人気。パスカルズのCDをフランスのミュージシャンが気に入り、フランスでCDデビューを飾ってから一気に人気が高まったという。これまでも公演のために7回渡航し、1年のうち1カ月程度は海外滞在。2年前はポルトガルで7000人規模のライブにも出演したという。
また、個人的には、自叙伝漫画を発売するためにクラウドファンディングを行っていることも告白。「『たま』に興味がなくても、バンドがどうやって結成され、どうやって解散を迎えたか、バンドの一生を気軽に読めたら、今、バンドをやっている人も、解散後もこうやっていけるとか分かったりしたら、ためにもなるかなと。それで漫画を望んでいる」と説明していた。