misono 台湾拠点に再出発 夫・Nosukeは同行せず“遠距離夫婦”

 歌手でタレントのmisono(33)が活動拠点を台湾に移すことが8日、分かった。近年はバラエティーの仕事がメーンとなっていたが、遠ざかっているCDリリースなど音楽業を本格的に再開させるため、環境一変を決意。関係者によると、年内には異国での新生活を始める予定だという。事実婚状態の4人組バンド「HighsidE」のドラマー・Nosuke(29)は日本に残るため、“遠距離夫婦”となる。

 自由奔放な言動でバラエティー色が濃くなったmisonoが、歌手としての輝きを取り戻すため、起死回生の一手を打つ。活路を見いだしたのは“海外移籍”。デビュー16年で心機一転、日本を飛び出し、台湾でゼロから再出発する。

 2016年2月に、ソロとして初の海外ライブを行ったのが台湾だった。プライベート旅行でも訪れ、現地の魅力を再確認。親日家も多いことから、新たな拠点とすることを決めた。現在所属するエイベックスが台湾でもバックアップ。日本でのタレント業も続けるが、居を構える台湾では音楽活動に力を入れる意向だという。

 misonoは14年10月に「1万枚売れなかったらもうCDを発売することができません」と公約を掲げて、アルバム「家-ウチ-」をリリース。設定売り上げに届かず、以降はCDリリースを封印してきた。台湾では歌手としての再起が最大の目標とあって、将来的に“CD解禁”も目指すことになる。

 渡航準備は昨年から進めており、レギュラーを務めていたインターネット番組が4月に終わったことで、身辺整理も完了。昨年挙式したNosukeとは未入籍のままだが、“夫婦仲”は良好で別居の理解も得ているという。自身のブログでは最近、中国語の勉強に取り組んでいることを明かしている。

 13年に引退を宣言して撤回、14年には芸能人との交際歴を実名告白するなど、お騒がせキャラがすっかり定着してしまったmisono。新天地での挑戦を成功に収めることが、イメージ一新の足がかりとなる。

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