元TOKIO山口氏出演「Rの法則」打ち切り理由 NHK「ブランドイメージ傷つく」
NHKが10日、都内の同局放送センターで定例会長会見を開いた。MCを務めていた元TOKIOの山口達也氏の不祥事により5月7日に打ち切りが発表されたEテレ「Rの法則」について「総合的な判断」と終了した理由が説明されたが、この「総合的」とは何か、という質問に編成局の担当者が答えた。
「Rの法則」は2011年4月に放送を開始し、約7年間継続してきた。当初、週1回だった放送も、後に帯番組となりEテレ夕方の顔とも言える番組に成長していた。編成局の担当者は「当初からずっとMCを務めていた山口氏がこういった事案を起こしてしまった。番組の顔で問題が起きてしまった。番組のブランドイメージが大きく傷つく部分もあります」と、看板に泥を塗られた形になったことが大きかったと説明した。
山口氏は今月6日に所属するジャニーズ事務所から契約を解除されたことも考慮。「これは被害者うんぬんということとは別なんですが、未成年が多く出演されていることから精神的なケアを考えると、終了せざるを得なかったと考えております」と、事件が他の出演者に与えた影響も理由となったとした。