ローリング・ストーンズ、99年サンノゼ公演のライブをリリース

 英国出身の世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の、1999年の米サンノゼ公演が「フロム・ザ・ヴォルト:ノー・セキュリティ-サンノゼ1999」として7月4日に日本先行リリース(海外は同13日リリース)されることが10日深夜、発表された。

 「フロム・ザ・ヴォルト」はストーンズのアーカイブから発掘された未発表映像と音源を収録するシリーズ。今作には99年の北米ツアー最終公演地となったサンノゼにおけるパフォーマンスが収録されている。

 「ノー・セキュリティ・ツアー」は2億7400万ドルもの総収益を上げた「ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー」に続いて行われた大規模なツアーで、公演の大半が、バンドがより身近に感じられる、それまでより小規模なアリーナ級の会場で行われたのが特徴。ストーンズはツアー名通り厳重なセキュリティも、過度な仕掛けや演出を排し、音楽そのものに特化したパフォーマンスを披露している。

 ストーンズがサンノゼで公演を行ったのは65年以来で、2夜連続公演を実施。合計動員数は3万3000人だった。ミック・ジャガーは「俺たちは楽しむためにここにやって来た」と観客に語りかけている。

 セットリストは60年代のヒット曲から、当時の新作アルバム「ブリッジズ・トゥ・バビロン」収録曲まで幅広く、「サム・ガールズ」や「セイント・オブ・ミー」といった比較的取り上げられる機会の少ないレパートリーも含む全20曲。

 形態はDVD、SDブルーレイ、DVD+2CD、3LP、デジタルに、日本のみSDブルーレイ+2CDとTシャツ付の2商品が発売される。また、日本盤CDにのみ「ムーンライト・マイル」「ギミー・シェルター」の2曲がボーナス収録される。

 ストーンズは今月17日のアイルランドから7月4日のポーランドまで、「ノー・フィルター 2018 UK&ヨーロッパ・ツアー」を行う。

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