月亭方正、落語家で10年「生きがい見つけた」…天敵蝶野にも見てほしい

 落語家・月亭方正(50)が11日、落語家10周年を記念した独演会を大阪・なんばグランド花月で上演した。古典演目「笠碁」「鼠穴」など3席を披露。終演時には師匠月亭八方(70)がサプライズで登場し「10年前は方正君の『鼠穴』を聞けるとは夢にも思いませんでした。明日から君が師匠。私は最近空いた可朝になります」と祝福した。

 タレント山崎邦正として20年活動した後、2008年に八方に弟子入り。大阪に拠点を移し落語主体の活動を続けている。

 「10年は早かったです。生きがいを見つけました」と方正。10年で演目は35を覚えたという。

 創作落語「えんま大王」では、年末番組でビンタを食らうのが恒例となっている天敵のプロレスラー蝶野正洋が地獄に落とされる小ネタもはさんだ。

 方正は終演後「きょうは途中で蝶野さんが出てくるんじゃないかと心配でした。吉本はやりかねない」と笑わせ「僕は5年前から嫌だと言ってますが、蝶野さんとは1年に1回、あの場で叩かれる関係です。是非、落語を見に来てください」と呼びかけた。

 師匠の八方は「本人は山崎邦正と見られることに抵抗があるようですが、この前、買い物をした時に、30歳くらいの女性の店員さんに『月亭って方正さんの仲間ですか?』と言われました」と明かしていた。

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