和牛 水田の劇場出入り禁止処分でコンビ解散を検討したことを告白
お笑いコンビ・和牛が11日深夜放送のカンテレ「桃色つるべ」(金曜、深夜1・25)に出演し、水田信二が無期限の劇場出演禁止処分を受けたことで、コンビ解散を検討していたことを打ち明けた。
和牛は「M-1グランプリ」で2年連続で準優勝に輝いた実力派。東京進出にも成功し、若年層からも大きな支持を受けているが、6年ほど前にコンビ解散の危機を迎えていたという。
発端は、水田が自身が主催するライブに寝坊し、遅刻したこと。よりによって、そのライブを「吉本のすごいおエライさん」が見に来ており、「無期限の劇場出演禁止」処分が言い渡されたという。
当時の和牛は舞台とラジオ1本しか仕事がないような状態で、水田は「申し訳ないから解散していいよ」と、いたたまれずコンビ解消を申し出たという。しかし、1人で劇場に立っていた川西賢志郎は、この提案を「イヤや」と拒否し、コンビ継続の道を選んだ。
その後、処分前から決まっていた東京での初単独ライブの開催は許され、実施。その様子をDVDに納めて「おエライさん」に届け、「心を入れ替え、頑張ります」と謝罪した。「おエライさん」から「最初からこれぐらいやらんかい」と叱咤(しった)激励され、処分は約50日で解除されたという。