「ルミ子ジャパン」発表 故障の香川、岡崎外し苦言…リーグ勝敗予想は拒む
歌手で女優の小柳ルミ子(65)が12日、都内で行われた初のサッカー本「パスコースがない? じゃあ、つくればいい。 ルミ子の勝手にサッカー学」の発売記念イベントを行った。
6月14日に開幕するサッカー・ロシアW杯日本代表メンバーを予想し、ゴールキーパー(GK)2人という“規格外”の選考招集リストを公開した。
愛情あふれる“ルミ子ジャパン”は、フィールドプレーヤーを絞り切れなかった。ロシアW杯選手登録ルールではGK3人と定められているが、「私が見たい、コンディションが良く結果を出している選手。(本番に)間に合うであろう人を選んでみました」との選考理由を説明した。
内訳はGK2人、DF6人、MF8人、FW7人の計23人。本田圭佑(31)、長谷部誠(34)のほか、注目選手として中島翔哉(23)、内田篤人(30)、10代から堂安律(19)、久保建英(16)を選んだ。期待していた香川真司(29)、岡崎慎司(32)を外し、「ケガが間に合いそうにない。そこもダメ。苦言をいわせていただくと一流の選手はケガが少ない。大事な選手としての要素」と厳しく指摘する場面もあった。
日本はグループHでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。グループリーグの予想をボードで書くように指示されるも「本音と建前が違っちゃうので書きません」と拒んだ。「守って点を取る…非常に厳しい」と口頭で苦戦をにじませながら、「サッカーは何があるかわからない。相手チームにとって嫌なプレーをして1勝2分けで突破していただけたら。負けは言いたくない。日本代表が輝く姿が見たい」とエールを送った。
自身はバルセロナ所属のメッシ(30)をきっかけにサッカーファンとなり、年間2000試合を観戦してきた。サッカー本初出版に「新曲発売よりもうれしいかも」と涙。バルサを退団するイニエスタのJ1ヴィッセル神戸移籍の噂には、「すごいセンセーショナルなこと」と期待した。