三田佳子 硬膜外膿瘍で「四肢の麻痺も覚悟」と告白
昨年10月末に頸椎(けいつい)硬膜外膿瘍(のうよう)で入院し、手術を受けたことを10日のブログで明かした女優・三田佳子が14日、ブログを更新。「今回は四肢の麻痺も覚悟しました」と両手、両足の麻痺を覚悟するほどつらい闘病だったことを明かした。
三田は昨年秋から首の痛みに悩まされ、日増しに酷くなったことから病院を受診したところ、10月末に頸椎(けいつい)硬膜外膿瘍と判明。そのまま即入院、手術となり、年末まで2カ月近く入院した。
14日のブログでは、「ドレナージ手術に抗生物質の投与。私にはとても辛い日々でした」と告白。「硬膜外膿瘍とは、脊髄を取り囲む硬膜の外側に化膿菌による膿瘍ができ、脊髄などを圧迫する病気です。原因菌はブドウ球菌のことが多く、からだの各部の感染症に引き続いておこるようです」と自らの病気について説明した。
三田は1996年3月に子宮がんの手術を受けている。その手術の影響で抗生物質に耐性ができていたことを説明。「今回は四肢の麻痺も覚悟いたしました」と抗生物質がうまくきかない場合、両手両足の麻痺も覚悟していたことを明かした。
10日のブログでは「今は元気!」と現状について伝えていたが、この日は「ひとつ決断が遅かったら私はこの場でお話ししていないかも知れませんね」と壮絶な闘病を振り返った。