上西小百合氏 セクハラに女性議員がプラカード抗議「絶対違う」…対策結びつかない
元衆院議員の上西小百合氏が15日、ツイッターで、前財務次官のセクハラ問題に関連し、「議員がプラカードを持ってセクハラ抗議をするのは対策には結びつかない。絶対に違う」と持論を記した。
上西氏は、麻生太郎財務相が前次官のセクハラ行為を「認定」したと報じたニュースに関連し「人事院のセクハラ防止対策。書いてあることは至極真っ当。ありきたりだけど。ただ、『セクシュアル・ハラスメントかどうかは、基本的には受け手の判断で決まります。また、相手がいつも明確に「NO」と意志表示するとは限りません』って、言われると凄く難しいな」と記した。
一方で「人事院のセクハラ防止対策以上のものが現状思いつかないけれど、議員がプラカードを持ってセクハラ抗議をするのは対策には結びつかない。絶対に違う」とも綴った。
一連の問題を巡っては、4月20日に、野党の女性議員らが国会内で行った合同ヒアリングに黒服で出席し、プラカードを掲げた際に、上西氏は「野党の女性議員が黒い服を着て、セクハラ抗議だとなんかやっている。私が現職の時にやれって言われたら絶対やらない。逆効果だから。ハリウッド女優やセレブならそれでもいい。国会議員ならもっと別なアプローチを考えろ。プラカードと一緒で国民は馬鹿にしてる」とツイートしていた。