ビートたけし、ファッションブランド立ち上げ「海外進出したい」
タレントのビートたけし(71)が16日、都内で、自身がプロデュースするファッションブランド「KITANOBLUE」の発表会見を行った。たけし軍団のタレント・無法松(43)を社長とし、自身の描いた絵の使用権を与えてデザインに使用したファッションブランド。たけしは「プロデュースって言っても、何をするかよく分からないんですよ」と笑った。
Tシャツが1万5800円、ジャケットが7万円という値段については「思ったより高いよね。いい生地は使ってると思うけど」と苦笑い。それでも「将来的には海外に進出したい。逆輸入で日本に持って帰ってくるとか」と海外進出の夢を語った。
またこの日は、交流のあった歌手・西城秀樹さん(享年63)の訃報が飛び込んできた。たけしは「ショックでね…。大杉漣さんが逝かれて、まだ年下の秀樹さんがこんなことになるとはね。心臓って怖いね…」と沈痛な表情。最後まで現役を貫いた西城さんを「どの芸人も言うけど、『死ぬのは舞台の上』というのは幸せなこと」としのんだ。
3月いっぱいで退社した「オフィス北野」については「俺は、社長は(つまみ)枝豆、専務はダンカンで、早く株主総会でもしろと言ってる」と発言。騒動は鎮静化したのかと問われると、「週刊誌が好き勝手書いて騒動になってるけど、本当のことを知ってるひとはいっぱいいるよ。本当のこと言ったら、みんなひっくり返っちゃうよ」と意味深に語った。