『秀樹の妹』河合奈保子「ただただ感謝」…96年結婚、豪在住
歌手・西城秀樹=本名・木本龍雄=さんが16日に急性心不全のため亡くなった。63歳。“秀樹の妹”のキャッチコピーで1980年に歌手デビューした河合奈保子(54)は17日、所属事務所を通じて「あまりにもショック過ぎて、、言葉がでません。秀樹さんに、ただただ、多くの感謝の気持ちをお伝えしたい想いでいっぱいです」と追悼のコメントを寄せた。
河合は、当時西城さんが所属していた芸能プロダクション「芸映」が主催した「HIDEKIの弟・妹募集!!全国縦断新人歌手オーディション」で優勝し、芸能界デビューした。81年の「スマイル・フォー・ミー」でNHK紅白に初出場。82年の「けんかをやめて」が代表曲となった。大きな瞳に八重歯の愛くるしい笑顔で清純派アイドルとして人気を集め、グラマラスボディーでグラビアにも進出した。
1996年2月にヘアメークアーティストのKさんと結婚。95年9月、自身が出演したCMでKさんがメークを担当したのがきっかけで、交際わずか5カ月でのゴールインだった。96年2月1日にはKさんとツーショットで結婚会見を開き、「お会いした瞬間に今までにない光がチラッと…。“この方だな”と思いました」と一目ぼれだったことを告白。Kさんについて、「人を思いやる心、家族に対しても深い愛情を持ってらっしゃる」と幸せいっぱいに語った。
“妹”に先を越される形となった西城さんは当時、「よかったね。心からおめでとうと言いたい」と結婚を祝福していた。
結婚を機にオーストラリアに移住し、2児の母。芸能活動は休業状態となっている。13年に歌手デビューしたkahoは娘。