小林亜星“我が子”西城さんとの別れに嘆き 浅田美代子「優しさにあふれていた」

 「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」「ギャランドゥ」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹(本名木本龍雄=きもと・たつお)さんが16日午後11時53分、急性心不全のため、横浜市内の病院で亡くなっていたことが17日、分かった。63歳。

 寺内家も周平の訃報に沈んだ。1974年からTBS系で放送され、視聴率30%以上を記録した「寺内貫太郎一家」。作曲家の小林亜星氏(85)演じる石貫が、西城さん演じる長男と大げんかするシーンは名物となった。小林氏はこの日、「親子でよくけんかしましたが、どうして、外国にもたくさんファンがいる偉大なシンガーが隣の優しいお兄ちゃんになってしまえるのか?今でもずっとナゾです!こんな素晴らしい人が先になくなって、僕みたいな奴が長生きしてるなんて、全く世の中どうかしてる」と“我が子”との別れを嘆いた。

 また、寺内家のお手伝い役だった浅田美代子(62)は「青春時代を共に過ごした仲間の訃報に悲しみが止まりません。早すぎる…まさかこんなに早く逝ってしまうなんて。たくさんの思い出の中のあなたは、いつもいつも優しさにあふれていました。幼い子ども達を残しどれだけ無念だったことでしょう」とコメントを発表した。

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