“秀樹の妹”河合奈保子「言葉がでません」現在は豪在住、2児の母
「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」「傷だらけのローラ」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹(本名木本龍雄=きもと・たつお)さんが16日午後11時53分、急性心不全のため、横浜市内の病院で亡くなっていたことが17日、分かった。63歳。4月25日に倒れて病院に搬送され、意識が戻らないまま息を引き取った。脳梗塞で2度倒れ、右半身に麻痺が残りながらも最後まで歌に情熱を燃やし続けた人生だった。
“秀樹の妹”のキャッチコピーで1980年にアイドル歌手としてデビューした河合奈保子(54)が17日、所属事務所を通じて「あまりにもショック過ぎて、、言葉がでません。秀樹さんに、ただただ、多くの感謝の気持ちをお伝えしたい想いでいっぱいです」と追悼のメッセージを寄せた。
河合は79年の新人発掘オーディション「HIDEKIの弟・妹募集!!全国縦断新人歌手オーディション」で優勝し、80年に芸能界デビューした。大きな瞳と八重歯がチャームポイントで清純派アイドルとして大ブレーク。グラマラスボディーでグラビアでも活躍した。
96年にヘアメークアーティストと結婚。その後、オーストラリアに移住し、2児の母となり、芸能活動は休業状態となっている。
81年の同オーディションに合格し、82年にデビューした石川秀美(51)の夫でタレント・夫の薬丸裕英(52)はこの日、フジ系「バイキング」に出演。昨年、共通の知人の葬儀に夫妻で出席した際に、西城さんと会ったといい「体調悪いのかなというのは見てとれた。(西城さんの姿に)妻もショックを受けていた。残念」と肩を落とした。
プライベートでも親交があったそうで、同日夜に更新したブログでも「妻も私も悲しい気持ちで今はまだ受け入れられません。心からお悔やみ申し上げます」とつづった。