藤井六段 昼食はお気に入りの「珍豚美人」定食
最年少棋士の藤井聡太六段(15)が、史上最年少での七段昇段をかけた船江恒平六段(31)との竜王戦ランキング戦5組準決勝の対局を18日、大阪市の関西将棋会館で開始した。注目の対局に報道陣は22社50人が詰めかけた。
藤井六段は昼食に、同会館1階の洋食店「イレブン」の珍豚美人(ちんとんしゃん)定食(900円)を注文した。豚のてんぷらがメーンの定食で同店の人気商品。藤井六段もこれまでにもたびたび注文しているお気に入りの一品だ。船江六段は何も注文しなかった。
藤井六段は本局に勝利すると、竜王戦の連続昇級となり、規定で七段に昇段する。これまでの最年少七段昇段記録は、加藤一二三九段の16歳3カ月。藤井六段が昇段を決めると、15歳9カ月での昇段となり記録を大幅に更新することになる。対局は持ち時間が各5時間のため、夜には決着する見通し。