完全復活間近だったのに「非常に残念」 西城さん通ったリハビリ施設院長
歌手・西城秀樹さん(享年63)の訃報から一夜が明けた18日、西城さんが亡くなる直前まで通っていたリハビリ施設「ジャパン リハビリ ワークアウト」の大明竜八院長(58)がデイリースポーツの取材に応じ、西城さんの急逝を悼んだ。
西城さんは、夜に自宅で倒れた4月25日の午後も同施設でリハビリを実施していた。同施設に通い始めたのは3年ほど前。当時は1人で歩くことは困難だったが、「1人でトイレに行きたい、風呂に入りたい」という強い意志を持っており、週に3~4回は同院を訪問していた。
1日3時間にも及ぶ苦しいリハビリにも耐え、大明院長が「想像の3~4倍のスピード」と驚く早さで回復。当初は他の患者に自分の姿を見せたがらなかったが、回復するうちに、自分の姿が励みになるならと、気さくに交流を始めた。
大明院長によると、最近は1人でトイレに行くことも可能になり、完全復活間近だったという。「やっとここまで戻ってこられたのに…。非常に残念です。私もハンマーで殴られたようなショック」とし、「安らかにお休みいただきたいです」と話した。