俳優・藤田富（２６）が１９日、都内で行われた主演映画「仮面ライダーアマゾンズ　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ　最後の審判」の初日舞台あいさつに登壇した。仮面ライダーアマゾンオメガを演じ、「（初日は）感無量」と話した藤田に対し、尊敬するアマゾンアルファ役の谷口賢志（４０）からサプライズの手紙が読み上げられた。

　谷口はシーズン１の撮影中、藤田の振る舞いに一度だけキレたことを明かした。

　「重圧や仕事量の多さから周りのスタッフが心配するほどだったけど、どんな時でも疲れを見せないのが主役」とした上で、共演の俊藤光利（４４）に相談したところ「『確かにダメだ。見守ろう。それでもダメなら殴ろう』となった。ニュースになって違う意味でアマゾンズが有名になるところだった」と、改心で事なきを得たと振り返った。

　その後は後輩の成長をたたえ、「時期が時期だからお互い不祥事には気をつけよう。出会ってくれてありがとう」という言葉を送った。笑いを交えた温かい文面に、藤田は「その時のことは反省している。谷口さんは僕の師匠だと思っている」と感謝した。