津川雅彦 朝丘雪路さんに感謝「自分より先に死んでくれた」、認知症の妻に複雑胸中

妻・朝丘雪路さんが亡くなり、遠くを見上げながら会見する津川雅彦=都内
舞台「女優」制作発表での朝丘雪路さん(右)と津川雅彦さん=1984年9月、東京・日本橋
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 82歳で亡くなった朝丘雪路さんの夫で俳優の津川雅彦(78)が20日、東京都内で報道各社の取材に応じ、朝丘さんについて「すべてに感謝している」と語った。

 一番の思い出について津川は「残念なのは『グランパパ』のために、彼女の自宅を売らなければならなくなったこと」と自身が立ち上げた会社の経営が行き詰まり、そのために朝丘が都内に持っていた家を売却してもらったことをあげた。「お金にきれいな方だったので、すんなりと手放してくれた」と振り返った。

 さらに津川は「感謝してもしつくせない。娘を産んでくれたことも感謝、家を手放してくれたことも感謝、自分より先に死んでくれたことも感謝」と朝丘さんがアルツハイマー認知症を患っていたことから、複雑な胸中を表した。

 アルツハイマー認知症が2、3年前に進行したそうで、施設に預けるよりも同居することを選んだ。津川は「思い出はいっぱいあり過ぎて。一口には言えない」と40年以上連れ添った妻の不在を悲しんだ。

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