ＮＭＢ４８の太田夢莉（１８）が２０日、大阪市のＮＭＢ４８劇場で自身初のソロ公演「太田夢莉　～ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ～」を開催した。

　次世代エースと目されている太田は、生誕祭などでもたびたびソロ公演への意欲を口にしてきた。「やっと５月２０日、夢がかなったんですよ」とあいさつすると、ファンも万雷の拍手で祝福。「『人生で初めてのソロ公演』となるのは一度だけ。吐きそうになるくらい緊張していました」と吐露しながらも、「ショートカットの夏」「制服のマネキン」などを披露し、約１時間にわたって満員のファンを沸かせた。

　今年に入ってからは体調不良で１カ月半ほど休養していた。太田は「なにかにチャレンジしたかった」と明かし、ベースも演奏。「自分が一番チャレンジしたいのはベースと思いチャレンジさせていただきました」と笑顔を見せた。アンコールでは「一人でコンサートができるようになりたい。生意気ですがこれだけは言いたい」と力強く、さらなる夢を掲げていた。

　同劇場では、１４日から２０日まで「劇場スペシャルウィーク２０１８　単独十番勝負」と題した企画を行い、メンバーが趣向を凝らした公演を実施。太田はソロ公演で、同企画を締めくくった。