朝丘雪路さんを元マネ野田義治氏が悼む 「お姫様。でも仕事になるとプロ」 

 野田義治氏
 朝丘雪路さん
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 歌手、舞踊家としても活躍した女優の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名加藤雪江=かとう・ゆきえ)さんが4月27日に死去していたことが19日、分かった。82歳。東京都出身。死因は不明だが、アルツハイマー型認知症のため療養していた。葬儀・告別式は近親者で行った。

 かって朝丘さんのマネジャーを務めた芸能事務所サンズエンタテインメント会長の野田義治氏が追悼の言葉をささげた。 

  ◇   ◇ 

 朝丘さんには、1980年から3年くらいマネジャーとして付いた。その前に担当していたいしだあゆみさんが結婚したタイミングで、以前からかわいがってもらった津川さんに頼まれたんだけど、本物のお嬢さま、お姫様だった。

 世田谷のご自宅で、僕が真由子ちゃんをかわいがって抱っこしていると、プイッとふくれちゃったり、ちょっとでもキツいことを言うと嫌がったり。津川さんからはよく「お前、雪江のことを(一番に)考えてあげてくれよ」って怒られた。

 でも仕事になるとプロだった。当時は「11PM」から舞台の座長公演、日本舞踊の名取など、すごく忙しかったけど、完璧になさって、しかも仕事が大好きでね。ちょっとでもスケジュールが空くと「何で?」ってよく聞かれた。

 そういえば、舞台公演では早着替えで、スタッフの前でも平気ですっぽんぽんになっていた。それもプロだったから。僕がその後に仕掛けた巨乳ブームの原点は、朝丘さんのボインだったのかな。

 2、3年前から認知症を患っていると聞いていたが、訃報はニュースで聞いた。最後は最愛のだんなさんと一緒でよかった。楽しい日々をありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

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