指9本失った登山家・栗城さん死亡 エベレスト登頂AbemaTVで中継目前で…
登山家の栗城史多さんが21日、エベレスト下山中に死亡した。35歳。栗城さんの公式FBで発表された。低体温状態だったという。
栗城さんは4月17日から、8度目のエベレスト登山に挑戦中。20日には公式FBで7400メートルに到達したことを報告していた。この日は日本時間午後4時から、インターネットTVのAbemaTVで、頂上に挑む様子を中継する予定だった。
栗城さんは09年を皮切りにエベレストに過去7度挑戦するも、すべて途中下山。12年には、エベレストで重度の凍傷となり、手の指9本を無くすも、14年7月にブロードピーク(8047メートル)に無酸素単独登頂に挑み成功している。また09年から「情報の共有」として、インターネット生中継登山を行っていた。