ももクロ10周年東京D初公演 百田からモノノフのみなさんへ 前代未聞のライブに自信
5月22日と23日に東京ドームで初の単独公演を開催する4人組アイドルグループ・ももいろクローバーZは21日、都内のスタジオでリハーサルの大詰めを迎えていた。
結成10周年の節目を祝う“誕生日会”を前に、デイリースポーツはリーダーの百田夏菜子(23)を直撃。パーティーの主役は、自分たちの発案で自らの首を絞める結果になった、と笑いながら、「おこがましいかもしれないけど、すっごいお祝いしてほしい!!」と呼びかけた。
都内某所。爽やかな風の吹く昼下がり。ももクロがリハーサルを行っているスタジオは熱気ムンムンだった。4人体制となり、再構成された振りを入念に繰り返す。約6時間でもリハとしては短い方だという。
直撃に答えたのは、みたらし団子で栄養補給していた百田だった。2日間公演だが、当初は23日のみのはずだったと説明。「1日目はゲネ(通しリハーサル)の予定だったんですが、いろいろあって、川上さん(マネジャーの川上アキラ氏)が勢いで、『ゲネの日もやろう!!』ということになりまして」と楽しげに明かした。
23日は「4人の覚悟や、その先が見えるようなステージにしたい」とすでに決まっており、新たに浮上した22日について、4月下旬に、ももクロ会議を開催。メンバー発案で「『1日でももクロのことがわかる』をコンセプトにしよう」とまとまった。
持ち歌120曲を全部“聴かせる”がテーマ。新たに4人バージョンとして覚える楽曲も多いが、「途中、自分たちで自分の首を絞めてんなって気付いた瞬間は…3回くらいあった気がするんですけど、楽しんでやってます」と、あっけらかんと語った。
2016年には5大ドームツアーで25万人を動員しているが、当時は東京ではなく西武ドーム。初のビックエッグを前に、「『会おうね』って人伝えで言っていた友達にやっと会えた感じ。超社交辞令の『ご飯行こうね』が本当に実現した気持ちです」と、独特な言い回しで喜びを表現していた。