シャンシャン リンゴをシャリシャリ…順調に成長
上野動物園(東京都台東区)は22日、ジャイアントパンダの子ども、シャンシャン(香香・雌)がリンゴを食べたのを確認したと発表した。まだ母親シンシンのお乳を吸っており、餌を食べる様子が確認されたのは初めて。6月で1歳を迎えるシャンシャンは乳歯が抜けて永久歯に生え替わりつつあり、順調に成長している。
園によると、10日夕、小さく切ったリンゴを前足で持ち、歯で少しずつ削るように食べているのに飼育員が気づいた。味を気に入ったのか、ほぼ毎日食べているという。これまでは母親が食べているタケやリンゴなどを手にしても、かむだけだった。
生後337日の15日に実施した身体測定で、体重は26.6キロ。ほぼ毎日屋外運動場で遊び、気温が高い日には外の小さなプールで水浴びする姿がみられるという。