デーブ・スペクター、日大首脳陣の強烈プレッシャーは「はっきり言ってヤクザ」
タレントのデーブ・スペクターが23日、フジテレビ系「とくダネ!」で、日大アメリカンフットボール部で悪質タックルをしかけた当該選手へ「やらなきゃ意味ないよ」などプレッシャーをかけ続けた同部の内田正人前監督や井上奨コーチら首脳陣に対し「はっきり言ってヤクザがやること」と強烈批判した。
番組では冒頭から日大当該選手の会見について特集。当該選手、弁護士が明かした悪質タックルに至るまでの経緯なども改めて紹介した。
会見では、試合に出る条件として、関学大クオーターバックを潰すよう指示され、追い込まれた当該選手が監督に「つぶす」と約束してしまったことや、その際に内田前監督から「やらなきゃ意味ないよ」と言われ、井上コーチからは試合前の整列で「出来ませんでしたじゃ済まされないぞ、分かってるな」と念押しされたことも紹介された。
これにデーブは「はっきり言って、ヤクザのやること。この仕込み方。脅しと脅しでやってる。弱いならお前いらないって」と、首脳陣の強烈なプレッシャーを猛批判。またアメフットに限らずコンタクトスポーツでは「相手がケガしたり、絆創膏したところを狙うなんて最低のことで、誰もやらない」と語り「それでも抵抗できないっていうのは、ただでさえシビアすぎる上下関係のツケが回ってきた」とバッサリ。
また米国ではスポーツ界最悪事例として、フィギュアスケートのトーニャ・ハーディング事件の名を出し「それと同じ考え方」とコメントしていた。