スマイリーキクチ、日大コーチらを叩くネットに「批判と中傷は別」と呼びかけ
お笑い芸人のスマイリーキクチが24日、ツイッターを更新し、日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と、井上奨コーチについて、ネットなどでは2人を非難するコメントなどが上がっていることに「批判と中傷は別だし、正義と暴力は微々たる差だと意識しよう」と呼びかけた。スマイリーは99年に起こった「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人の仲間だとネット掲示板に書き込まれたことをきっかけに、ネットの中傷に悩まされた過去を持つ。
誰よりもネットの恐ろしさを知るスマイリーだからこそ、放ってはおけなかった。スマイリーは「日大アメフト部の監督とコーチの住所や家族を見つけ出し、ネットに晒そうとする人達がいる」と警告し、「あの2人を擁護するつもりはないけどそこまでする必要もないと思う」と自身の考えをつぶやいた。
「情報ではなく憎悪の共有、言葉の集団リンチは情報化社会の病巣かもしれない」と持論を述べ「批判と中傷は別だし、正義と暴力は微々たる差だと認識しよう」と呼びかけた。
スマイリーは殺人犯の仲間とネットで書き込まれたことからネット中傷について悩まされ、9年かけて証拠を集めて警察対応まで持ち込み、デマを流した人を特定した過去を持つ。