EXILE 15人そろって2年半ぶり復活 AKIRA「新しい幕開け」
活動休止を経て今年から再始動したダンス&ボーカルグループ・EXILEが24日、千葉・幕張メッセで、2年半ぶりにステージ復帰を果たした。派生ユニット・EXILE THE SECONDの全国ツアー最終日にサプライズ出演。メインボーカルコンビのATSUSHI(38)とTAKAHIRO(33)が、ヒット曲「Rising Sun」など3曲で歌声を重ねた。
SECONDの楽曲ではなく、耳なじみのあるイントロがアンコールで流れると、2万4000人の観客は一段とヒートアップ。円形ステージを囲むスクリーンが上にスライドすると、待ち受けていたのはEXILEの15人。そろって右手人さし指を突き上げてから、「-Sun」の復活唱を届けた。
EXILEがステージに立ったのは15年12月27日以来。ATSUSHIは「2年半ぶりに帰って参りました。お待たせしてしまいましたが、EXILEにとって必要な時間でした」と回想した。徐々に感情が高ぶり「EXILEへの思いをつないでくれたのは、全員が(兼任で)EXILEメンバーのSECOND」と涙声で伝えた。TAKAHIROは「メンバーはいろんなことを学んで、パワーをため込んできました」と誇らしげ。SECONDと兼任のAKIRA(36)も「僕たちにとって新しい幕開け」と胸を高鳴らせた。
活動休止中にメインボーカル2人が1度だけ、共に歌う機会があった。昨年10月、米国留学から一時帰国中のATSUSHIが、TAKAHIROのソロ公演に特別出演。感涙するファンの姿にATSUSHIは、「やっぱり僕とTAKAHIROでEXILEだ」とあらためて胸に刻み、この日を迎えた。
ATSUSHIは「NEW EXILEを受け入れる心の準備はできてますか!?」と、新アルバム「STAR OF WISH」(7月25日発売)からも2曲披露。ドームツアーの日程も発表し、“新章”へ突入したEXILEが、フルスロットルで走り始めた。