長嶋一茂 巨人在籍時、父・長嶋茂雄監督とは「会話ゼロ。選手と監督より遠い」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が25日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演し、巨人在籍時、父の長嶋茂雄監督とは「4年間一緒だったんですよね、おやじとは。その間、会話ゼロですよ」と打ち明けた。
一茂は「おはようございます、お疲れさまでした以外は4年間、選手監督である間もう、一度も話したことないですよ。(親子の会話は)全くないです。選手と監督よりも遠いと思う」と、双方が極端なまでに一線を画していたことを証言。
長嶋監督に褒められたことは「ないな」といい、「例えば、自分がヒット打ちました、ホームランの次の日にスタメンに自分の名前が連なると、それがもう褒め言葉じゃん。暗黙の褒め言葉だから」と、長嶋親子の特殊なコミュニケーションを明かした。
一茂は1996年10月、長嶋監督から戦力外通告を受けたが「おやじにそういうことを言わせた自分が悔しかったし、言わせちゃいけないなと思った。別に言いたくて言ったわけじゃないと思うし」と当時の長嶋監督の心境をおもんぱかり、再現VTRを見て初めて「おやじから引導を渡されたのは、僕にとっては良かった」と感じたことを告白していた。