小坂明子、長男の事故死を明かす「悔しさに声が出ない」
歌手の小坂明子が26日、ブログを更新。長男でベーシストの千葉龍太郎氏が事故死したことを明かした。30歳だった。
小坂は「悲しいお知らせ」のタイトルで更新。「突然の訃報で皆様に驚きと悲しみをお送りしなければならないことをお許しください。長男、千葉龍太郎は2018年5月24日午前5時 不慮の事故で永眠しました。享年30歳でした」とつづった。
突然の別れに、「龍太郎は新世界リチウムで開花し、これからのGRAND FAMILY ORCHESTRAの活動を誰よりも愛し、喜んで燃えていただけに、さぞかし悔しさで一杯でしょう。家族はもっともっと悔しさに声が出ないです」と、苦しい胸の内を明かした。
自身と同じ、音楽の道を歩んだ息子に対して「息子として、私の音楽をリスペクトしてくれていた龍太郎。彼のベースに魅了されていた私。ベーシストとして生き抜いた龍太郎を誇りに思います」と、メッセージを送った。
「皆様のたくさんの応援は彼の生きる源でした」とファンに感謝。そして「彼の有り余る才能を私の中に入れて、私は音楽を続けます。突然に消えた不器用で天才な龍太郎がきれいに天国に行けるよう小坂明子および(株)NNGはしばらくの間、喪に服します」とした。
バンドの公式ホームページでも、「大切なお知らせ」として訃報を伝えた。葬儀は家族葬で行われ、6月12日に東京・吉祥寺WARPで音楽葬を行うことを報告。献花台も設置するという。バントの今後の活動も不透明とし、「どういった決断をするのかわかりませんが、どこかのタイミングでお伝えできればと思っています」とした。