タレントのキャシー中島が２８日、フジテレビ系「バイキング」で、２５日に告別式が行われた歌手の西城秀樹さんとの思い出を披露。デビューが同期だったというキャシーは、当時放送されていた「芸能人水泳大会」で、西城さんの騎馬戦の上に乗ったことが「一番の思い出」と振り返った。

　キャシーは、西城さんの告別式の模様を伝えたＶＴＲ後、「実はデビューがいっしょ。１９７２年。私はモデルから歌手になって、秀樹さんも歌手で…」と切り出し「同期だと、いろんなことを一緒にやったり、いろんな所で一緒になる」と、当時は仕事で共演することが多かったという。

　当時から女性に大人気だった西城さんには、女性共演者が数多く声をかけにいったというが「秀樹さんはガードが堅くて、若い共演者が秀樹さんの側に来ても、ファンのために歌うから、女の子と付き合うとか、そういうことは一切しないとはっきりおっしゃってました」と、西城さんのファン思いの一面を明かした。

　そんな中でも、キャシーが西城さんとの思い出で一番印象深かったというのが「芸能人水泳大会」だったという。「本当に、みんな一緒なんです。デビューすると、みんなそこに出て、ちょこっとだけ小さく映って歌を歌わせて頂いたりするんですけど、騎馬戦で、秀樹さんの上に乗らせて頂きました。それが一番の思い出」と懐かしそうに振り返った。

　そんな同期の仲間の突然の旅立ちに「いなくなった気が全くしない。私は絶対忘れない」と天国の西城さんに呼びかけていた。