ダン・ブラウン氏 「ダ・ヴィンチ・コード」の作家、新作「オリジン」PRで来日

「オリジン」刊行記念の来日会見を行ったダン・ブラウン氏=東京・KADOKAWA富士見ビル
「オリジン」刊行記念の来日会見を行ったダン・ブラウン氏=東京・KADOKAWA富士見ビル
「オリジン」刊行記念の来日会見を行ったダン・ブラウン氏=東京・KADOKAWA富士見ビル
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 世界的なベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」などで知られる米作家のダン・ブラウン氏(53)が28日、都内で新作「オリジン」の刊行記者会見を行った。同氏の「ダ・ヴィンチ・コード」を含むラングドン教授シリーズは、日本国内での発行部数が1720万部を突破。シリーズ第5作の「オリジン」は日本で2月に発売され、すでに22万部を突破している。

 同氏が来日するのは学生時代の1983年以来。98年の作家デビュー後は初めてで、同氏は「聖歌隊のコンサートで東京、京都、広島を回った。再び東京に来られて、心からうれしく思っているよ」と笑顔を見せた。前回の東京では、地下鉄に乗ろうとしたところ、券売機を間違い「小銭を入れたら、お米が出て来た」というエピソードも披露した。

 同氏はシリーズで宗教と科学の対立を取り上げているが、日本の宗教については「いつかは書きたいと思っているテーマ。ただ、十分な知識を持ち合わせていない」と今後の研究課題とした。

 新作「オリジン」は“われわれがどこから来たのか”、“われわれはどこへ行くのか”がテーマ。AI(人工知能)の可能性にも触れながら、同氏は「小説の中で解答は出している。正確な解答かは分からないが、個人の信念として織り込んである」と強調した。

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