ビートたけし、悪質タックル騒動で日大と広報を批判…何て言うか「日大株式会社」
タレントのビートたけし(71)が29日、神奈川県内で行われたゴルフ大会「叙々苑カップ 第19回芸能人ゴルフチャンピオン決定戦」に出場。日大アメフット部の悪質タックル問題で、日大の体質を批判した。
ラウンド後、報道陣の取材に応じたたけしは、日大のタックル問題について「あまりにも露骨で、あれは反則とは言えないよね。終わってんのに走ってきて、あれは暴漢って言うんだよ。あまりにも下手くそすぎる」と厳しい口調。その後、学生運動などに話を展開させ、日大の体質そのついて「あまりにも日大っていうのが…、何て言うか、『日大株式会社』だよね」と、自分の身を守るための隠ぺい構造を批判した。
続けて、23日に行われた同大アメフット部の内田正人前監督と井上奨コーチの会見で、司会を担当し話題となった、広報で元共同通信社記者の米倉久邦氏にも言及。「あの人、元共同通信だってね。あの人なら記者の気持ちが分かるかと思ったら、まるっきり分かってないって面白いね」と笑った。
さらに「反対側に回ったら、徹底的に反対のことをやるのがあいつらかっていうこと」と舌鋒は止まらず。「もし共同通信(の取材)であの人が来てたら、あの態度をされたら、そりゃ怒ると思うけどね。どの立場になったらどうなるかというのが、あれほど如実に出たのは珍しいね」と、米倉氏の態度について苦言を呈した。