たけし「オフィス北野」新社長・つまみ枝豆にエール 就任の意向認めた
たけし軍団のつまみ枝豆(59)が29日、神奈川県内で行われたゴルフ大会「第19回叙々苑カップ 芸能人ゴルフチャンピオン決定戦」に出場し、「オフィス北野」の次期社長に就任する意向であることを初めて公式に認めた。同大会に出場した師匠のビートたけし(71)は「どういう会社になるか楽しみ」とエールを送った。
17日に行われた自身のファッションブランド発表イベントで、新社長に枝豆、新専務にダンカン(59)という人事案を報道陣に披露していたたけし。この日、枝豆が就任の意向を初めて公の場で口にしたことに「“新社長”は、さっきグチこぼしてたよ。『(会社に)一銭も残ってない』って」とジョーク混じりに話した。
続けて「どっちにしろ(自分が残した)株があるはずだから、ダンカンとどういう会社になるか楽しみだな。一番良いのは、破産してもらうこと」と、独特の“毒ガス”でエール。「『はれのひ』と組んで『晴れ舞台』っていうのを作って漫才師の衣装を貸し出すらしい」と、今年1月に突然の倒産騒動で物議を醸した晴れ着のレンタル業者を引き合いに出して笑わせた。
また、以前にテレビ番組で語ったオフィス北野への再合流の可能性を問われると「番組いろいろやってると、(自分が)使うのは軍団なんだよ。事務所が同じじゃなくても、結局は使うんだから」と説明。「連中も、少しは仕事が増えればいいよね」と、師匠としての親心ものぞかせていた。
たけしの前に取材に応じた枝豆は「まだ今の社長(森昌行氏)が残っているので、その後ですけど…」としつつ、「半ば強制というか、一番暇なやつがやれっていうことで、僕になったんですけど」と、新社長就任を初めて認めた。
社長就任後の青写真については「何でもやろうと思う。大黒柱がいなくなったので、収入的にも大変っちゃ大変ですよ」と説明。「残ったのはジジイ連中ばっかりなので、若い子を育てたい。めぼしい子がいたら事務所に入っていただきたい。来る者拒まず!」と窮状を訴えた。