花田虎上 父・二子山親方命日にがんとの壮絶闘い明かす「晩年食べられず…」
元横綱若乃花でタレントの花田虎上が30日、ブログを更新。この日は父で大関貴ノ花として活躍した二子山親方の命日で、ビールで献杯している写真を投稿した。
ブログにはイタリアの瓶ビールを手に笑顔の自身の写真をアップ。「今日は父の命日です。夕食の時に献杯しました。」と伝えた。
「角界のプリンス」と呼ばれた二子山親方は口腔(こうくう)底がんのため2005年5月30日に死去した。03年秋からがんとの闘いが始まり、再発後は、のどに管を通して栄養剤を投入。モルヒネなどの鎮痛剤で痛みを軽減するなど、壮絶な闘いが最期まで続いた。
花田は「父は晩年食べられずそれでも何かを食べたいという気持ちから車椅子に乗って病院のレストランのショーケースをただじっと見つめる程でした」と壮絶ながんとの闘いの日々を振り返り、「それは厳しかった父のイメージとはかけ離れた可愛そうな姿でした」とつづった。
ブログには元気だったころの二子山親方の写真も掲載されている。