「ミスター麻雀」小島武夫さん死去 7順目「九蓮宝燈」一発ツモ動画にアクセス集まる

 「ミスター麻雀」の異名をとり、漫画のモデルにもなったプロ雀士で、日本プロ麻雀連盟の初代会長を務めた小島武夫さんが5月28日、心不全のため死去したことが分かった。82歳。入院療養中だったという。31日に同連盟が公式ホームページで公表した。

 訃報を受け、ネット上では小島さんをしのんで伝説の役満「九蓮宝燈」がトレンドワードとなり、小島さんがテレビ対局で九蓮宝燈を猛烈な勢いで和了したネット動画にもアクセスが集まっている。

 動画では小島さんが配牌時に8枚だった萬子を続々とツモっていく。対面も国士無双を目指す中、小島さんは6順目で萬子「一一一二三四五五六七八九九」の形でテンパイ。次順で高めの「九萬」をツモって和了してほほ笑んでいる。

 通夜は6月8日午後6時から、告別式は同9日午前9時30分から東京都品川区の「桐ケ谷斎場」で日本プロ麻雀連盟葬で執り行う。一般ファンの参列も受け付ける。

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