三遊亭金馬の破天荒伝説 浮気相手と住む家を建てるため妻に「金を借りてきて」
テレビ番組「お笑い三人組」で人気を博した落語家の三遊亭金馬(89)が、結婚64年目を迎えた妻の節子さんと31日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、浮気した時の破天荒すぎるエピソードを打ち明けた。
節子さんによれば、金馬は「どうしても結婚したいのがいるからお前とは別れる」と申し出。「子供たちどうすんの?」と節子さんが聞くと「お前が面倒見ろ」、「お母さまはどうするの?」と聞くと「おふくろもお前が面倒見ろ」と、全てを節子さんに任せようとし、あげくの果てには「彼女と住むおうちを建てたいので、金を借りてきてくれ」と頼む始末だった。
それから金馬が「うちに帰ってこなかった」ため、節子さんは「これはもうダメだな」と思って銀行の貸金庫に書類を取りに行った帰り、乗っていたタクシーが都電の前に出て追突され、3カ月入院するハメになった。
節子さんは看病のため新潟から出てきた母に「(金馬が)お酒を断っているみたい。何かあったんだとしても、その気持ちをくんでやんなさいよ」と諭され、金馬も「俺は間違ったことをしていたんだな。あたしの心がけが違ったから神様に罰を与えられたんだ。どうかうちのかみさんをなんとか命長らえるようにしてください。私が悪うございました」と祈願。節子さんの負傷も夫婦仲も回復したという。