クレしん声優降板、テレビ朝日も感謝「大変魅力あるキャラクター性を吹き込んで…」
テレビ朝日系人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役の声優、矢島晶子が29日放送を最後に降板することが1日、分かった。テレビ朝日が発表した。本人から「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」と申し入れがあったという。矢島は92年放送開始から26年3カ月、一度も変わらずしんのすけの声を演じ続けていた。7月からのしんのすけ役は現在調整中。長年、明るい笑いをお茶の間に届けてくれた矢島に、テレビ朝日も感謝のコメントを発表した。
テレビ朝日は報道各社に矢島の降板を伝えたFAXを送信。その中に「これまで『クレヨンしんちゃん』に生き生きとした、大変魅力あるキャラクター性を吹き込んで頂き、長きにわたって作品を支え続けて頂いた矢島晶子さんの多大なる功績に、番組関係者一同、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と、感謝の言葉をつづっていた。