歌舞伎俳優の市川海老蔵が５月３１日に更新したブログで、検査を受けて疲労を感じたことから「病気の方が検査となると本当に大変でしょう」と思いやり、亡くなった妻の小林麻央さんが検査を受けた時の疲労感を「わかってあげられなかった」と悔やんだ。

　海老蔵はブログのタイトルを「検査の帰り道思うこと」とし、「健康な私でも検査の後に疲れを感じます　病気の方が検査となると本当に大変でしょう。とつくづく感じます」と記した。続けて「麻央の事も思い出します」とし、「検査の後とても疲れた様子でした、わかっているつもりでもなかなかその疲労はわかってあげられなかったと　何回も何回もやった検査の後の事を思い出してます」と振り返った。

　海老蔵は「人とは親身になっても中々分からないことが多いです。その人に沢山の愛をもらってもあげても　本当の本当に本当のところは正直分からないのかもしれない」と仲の良い夫婦であっても分かり合えない部分があると記した。

　海老蔵はまた、「そんな人の哀しさを感じながら胃袋がぐーぐー言っている私がいます」と深刻なことを考えながらも空腹を感じていることをユーモアを交えて明かし、「皆様のステキな人生を謳歌する為には　やはり健康というものが大切なのだと感じました」と、つづった。