福永祐一 悲願のダービー制覇の心境語る「今回は楽しもうと思った」
騎手の福永祐一(41)が1日、大阪市の関西テレビで行われた同局の競馬番組「うまンchu」(土曜、深夜1・15)の収録に参加し、5月27日に行われた「日本ダービー(G1)」を振り返った。この日は、レース後初のテレビ番組の収録となった。
福永は「日本ダービー」で、デビューからコンビを組んできたワグネリアンと勝利をつかみ、悲願のダービージョッキーとなった。ダービー制覇までの道のりをまとめたVTRが流れると、「2013年のエピファネイアで2着になったときは、こういう馬を乗りこなせないなら、もう乗り続けていても意味がないかなと思った」と吐露。その上で「もう勝たなくてもいいかと思ったこともあった」と、長年届かなかったダービーへの苦しかった胸の内も明かした。
一方で、「今回は、楽しもうと思った。毎年1週間以上前からある胸がざわざわする感覚がゲートイン直前までなかった」と例年とは異なる心境で臨んだと説明。そんな心境の変化が奏功したのか、ダービーを制覇した。福永は「その日の夜ご飯は新幹線でのお弁当でした」と笑い、「帰って24時には寝ました」と当日の様子を振り返っていた。
この模様は2日に放送される。