日大アメフット部の地獄指導「ハマる」バレーにもあった 川合俊一が証言

 バレーボール元日本代表でタレントの川合俊一が2日、読売テレビの生番組「あさパラ!」に出演し、日大アメフット部の指導方法「ハマる」と同様の指導方法が、バレーでも存在していたことを明かした。

 関東学連が先月29日の記者会見で説明したところでは、「ハマる」とは日大アメフット部選手間の隠語。内田正人前監督が時に選手を名指しで酷評し、「結果を出さなければ干すぞ」などと圧力をかけ、「時に理不尽とも癒える要求」をしていたという、選手に精神的に圧力をかける指導方法だ。

 関東学連のヒアリングでは、経験者は異口同音に「地獄だった」と語っていたといい、一方で「今となってはいい経験でした」と、内田氏を尊敬する経験者もいたという。

 川合は同様の指導方法がバレーにも「あります」と認めた。

 具体的には「僕の友達なんかも練習させてもらえなくて。練習始まった瞬間から、中腰でずーっと声だけ出してろと。全く練習させてもらえない。そういうふうに精神的に追い詰めていくと、何かその後に、じゃあ試合出させてやる、練習させてやるっつったら、何でも言うこと聞きますよ」というもの。

 川合は「ある一定の環境で、精神的にそういうふうな不安定な気持ちにさせられた選手は、そういった意味ではその後、コントロールしやすくなるんですよ」と効果を説明。

 その上で「昔ありましたよ。今の時代じゃないなって感じのやり方です」と、時代遅れの指導方法だとした。

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