「万引き家族」子役・城&佐々木 パルムドールのトロフィーに興奮
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した「万引き家族」(8日公開)の試写会が3日、都内で行われ、リリー・フランキー(54)、子役の城桧吏(じょう・かいり=11)、佐々木みゆ(6)、是枝裕和監督(55)が舞台あいさつを行った。
パルムドール受賞後初めて公の場に登場した城と佐々木は、是枝監督が持参したパルムドールのトロフィーに「えーっ!」と興奮。「ダイヤモンドですか?プラスチックかな?硬い」と大はしゃぎで感触を確認した佐々木は、一緒に触っていた城に「あんまりほこり付けないようにね!」と注意して笑いを誘った。
2人でトロフィーを抱えて記念撮影すると、城は「重かったです。この手、洗えません!」と感激の面持ち。佐々木は右上腕を押さえながら「ここが痛い。マイクより重かった」と幸せな重みを感じていた。
5月19日の受賞から約2週間、周囲の反応について佐々木は「『佐々木みゆちゃんだよね?』って言われたり、この間、学校で4年生が飛び出してきて、『めっちゃかわいい!』って言われました」とエピソードを明かした。