ジャニーズ事務所は７日、報道各社にＦＡＸを送信し、同日発売の一部週刊誌に未成年との飲酒を報じられたＮＥＷＳの小山慶一郎（３４）と加藤シゲアキ（３０）について「１９歳女性が同席していた」と認め、小山については「一定期間の活動自粛」、加藤については「厳重注意」の処分を科すことを発表した。

　報道を受けて、ジャニーズのタレントを含む複数の参加者への聴き取りを行ったという。

　書面によると、小山ら、酒席への参加者は女性について年齢を「２０歳」だと聞いていたといい、当日も参加者の中に未成年者がいるとは認識していなかったという。

　だが結果として未成年者が同席していたことや、「タレントの小山が複数の参加者に対してかけ声に合わせて飲み物を飲むように促すような行為を行っていたことは否定できない」と、音声データにもあった「の・み・ほ・せ！」などと一気飲みをあおる掛け声をしていたことも認めた。

　日本テレビ系報道番組「ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．」のメインキャスターを務める身でありながら、今回の飲み会を主体的に開催した小山については「猛省を促すべく一定期間の活動自粛」とすること、小山に呼ばれて同席した加藤についても「特段の制止行為に及んでいないこと等に鑑み、厳重注意の上、書面での猛省を促す」と処分を発表した。

　また「当事務所としても、改めてタレントの私生活を含むコンプライアンス意識の周知徹底や、内部管理体制の強化に向けて全力で取り組む」とし、改めて「このたびの一部週刊誌報道におきまして、皆様にご迷惑と御心配をおかけしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。