吉沢亮 初のダークヒーロー挑戦 今年だけで映画8本出演の売れっ子
俳優の吉沢亮(24)が、7月13日深夜にスタートするテレビ東京系連続ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」(金曜深夜0・12)に主演し、初のダークヒーローに挑戦することが8日、分かった。今年だけで映画8本に出演する売れっ子が、7月クールは日本テレビ系「サバイバル・ウェディング」(土曜、後10・00)との掛け持ちでフル回転。感情が欠落した復讐(ふくしゅう)代行人の主人公という難役で新境地を見せる。
王子様系イケメン、剣豪、いじめられっ子の高校生、自分を人間だと思い込む猫…。銀幕で変幻自在に役を演じ分けてきた吉沢が、今度はドラマでダークヒーローに挑む。
今、最も忙しい俳優の1人だ。6月から3カ月連続で出演映画が公開され、7月クールは2作を掛け持ち。夏の吉沢祭状態な上、端正なルックスと爽やかなイメージでCM契約数も5社を数える売れっ子だ。
新ドラマの原作は、生まれつき感情の欠落した主人公が復讐(ふくしゅう)代行を請け負い、さまざまな方法でターゲットを追い詰めていくミステリー小説。ダークな世界観とコミカルなセリフが融合した脚本に、吉沢は「逆に怖さと気持ち悪さ倍増のかなり面白い話でした」と手応え十分。今月中に予定されるクランクインを前に「なかなか見たことのないドラマが生まれる予感がしております」と腕をぶしている。
濱谷晃一プロデューサーが「原作本の表紙も吉沢君ソックリですし」と熱烈オファー。バイオレンス描写に定評のある映画「全員死刑」の小林勇貴監督を起用するなど、挑戦的な作品となりそうだ。