“紀州のドン・ファン”近隣住民が新証言「仕事のトラブルで刺された」ことも
5月24日に急性覚醒剤中毒で和歌山県・田辺市の自宅で死亡した“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助さん(77)が、かつて仕事上のトラブルでケガを負わされたことがあると近隣住民が9日、デイリースポーツの取材に証言した。
野崎さんは地元で長く金融業を営んでいたが、多くの人が「近所付き合いはほとんどない人だった」と口をそろえる。だが55歳年下の妻と結婚した際には、それを報じた記事や野崎さんの著書が郵便受けに入っていたこともあったという。
仕事には厳しい人だったため、逆恨みもあったといい、「仕事のトラブルで刺されたと聞いた」と複数の人が証言。「ピストルで撃たれたと聞いた」と話す人もいた。
野崎さんの中学校時代の同級生の男性は「中学時代はあまり目立っていなかった」とした上で、「交流はないよ。付き合いある人は、この辺ではいないのではないか」と語るなど、近年は親しい人は少なかった様子。野崎さんの死の真相究明が待たれる。