嵐・相葉、獣医師役初挑戦 テレ朝金曜ナイトドラマに7年半ぶり主演がい旋
嵐の相葉雅紀(35)が10月期のテレビ朝日系連続ドラマ「僕とシッポと神楽坂」(金曜、後11・15)に主演し、獣医師役に初挑戦することが11日、分かった。
約7年半ぶりに同局金曜ナイトドラマ枠に主演。同名漫画が原作のドラマでは、東京・神楽坂で開業する若き獣医師・高円寺達也(通称・コオ先生)を演じる。日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」に2004年から14年間出演する動物好きの相葉が、癒やし系人間ドラマを届ける。
“相葉雅紀×動物”という最強コラボがドラマで実現した。モコモコした毛並みが特徴の犬・ビションフリーゼのダイキチと三毛猫のオギというマスコット的な犬猫と共演するとあって、「温かいお話。みなさんの金曜の夜を温かくできたらいいな」と癒やし宣言が飛び出した。
原作は、漫画家・たらさわみち氏が2012年から「月刊Office YOU」で連載を始め、現在も続編が連載中の人気漫画。東京・神楽坂を舞台に、「坂の上動物病院」の獣医師・高円寺達也と、動物や飼い主の交流を描く。
相葉が演じるコオ先生は、病院に来る動物を愛情を込めて「シッポ」と呼び、「○○さんの気持ちは受け取りました。頑張ります」と飼い主に声をかける心優しい腕利きの獣医師だ。役とのイメージが「奇跡の合致」(都築歩プロデューサー)というほど重なり合っている。オファーを受けた相葉は、「コオ先生の周りには年上の女性が多いのですが、僕も親戚は年上の女の人ばかり。女性にいじられている感じは共感できました」と共通点を笑った。
撮影は実際に神楽坂で行われ、手術場面も毎話ある。今週のクランクインへ「技術の練習もしながら、役作りも含めて準備したい」と抜かりはない。子供の頃に飼っていた愛犬が亡くなり初めて「死」を目の当たりにしたという思いも胸に、芝居を全うする。
金曜ナイトは09年に「マイガール」で連ドラ初主演を飾った枠で、11年の「バーテンダー」以来、約7年半ぶりのがい旋。「光栄」と喜びながら、「とても楽しみ」と撮影を待ちわびている。