黒木瞳 宝塚音楽学校の面接で“異例”の受け答え…「別に娘役でもよかです」
元タカラジェンヌで女優の黒木瞳(57)が16日、兵庫県西宮市内でトークショーを行い、宝塚音楽学校進学に関する秘話を明かした。
宝塚月組のトップ娘役だった黒木は、男役に憧れて宝塚音楽学校を受験したという。「合格できるとは思っていなかった」そうで、面接では受験生としては“異例”の受け答えをしたと打ち明けた。面接官から「(あなたは)娘役ですね」と言われ、福岡出身の黒木は福岡弁で「『別に娘役でもよかです』と言いました」と当時のやりとりを説明。「『娘役でもいい』と言って入った人はいないんですね。皆さん入りたくて頑張っていらっしゃるなかで、私はふざけた野郎だったんですよ」と笑った。
宝塚音楽学校への入学に黒木の父は反対していたという。「父は反対で。家族会議でしたよ。『好きな道に歩ませてください』と言いました」と必死の交渉を明かし、「どさくさに紛れて、まあいいだろうということで」と明かしていた。
この日のトークショーの一部は、18日のラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」(後8・00)で放送される。